第4回フォトフォーラム「行動する写真家3人」から その三

<原についての考察>

第4回フォトフォーラムでは、“原体験と原風景”について考察することができました。

私は、よく自問自答しています。

“原”とは一体何か?

諸説はあるかと思いますが、次のように考えています。

“子供が庭先で、賑やかに、はしゃいでいる様子”

そんなフィーリングを強くイメージしながら、常に作品鑑賞をさせて頂いています。

つまり、原体験とは自らの体験を通して“原”との絡みを近景に、原風景とは、それを遠景に描く写真撮影であると、私は解釈しています。

近景は自らがのめりこむ様な語らいであれば、遠景は客観的なカメラの引きをイメージさせる、意識の道具なのかも知れません。

両者は写真撮影という肉体を通して、常に見る側との共感を絆に高めてゆく、作家の熱いハーモニー、撮影意欲の源泉であると、私は固く信じています。
by suguru2056 | 2010-11-01 19:47 | 写真 | Comments(0)