現存するただ1枚の写真から

近代科学資料館

<場所 東京都新宿区神楽坂 東京理科大学において>

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 この建物は、東京物理学校(現・東京理科大学)が明治39年に木造2階建校舎(当時の地番で東京市牛込区神楽町2-24)を新築した時に、撮影した現存するただ1枚の写真から忠実に復元したものです。敷地の関係で当時より規模は小さくなっており、また建築法規も違うため、窓の構造が若干異なりますが、可能な限り明治の校舎に近いものになるように心掛けて、明治の建築様式を再現した建築物です。

追記
”現存する1枚の写真から”といのは大変な感激です。写真の持つ大切な役割と、その使命を、時折噛みしめるように思いながら、心の旅路を綴ってゆきたい。
Commented by vitomatic at 2007-05-24 02:50
こんばんは。
まさに「物理学校」の名にふさわしい建造物ですね。
敢えて非効率な建物を建築し、資料館として遺しているのは、理科大の
学び舎としての使命感や誇りと感じました。
Commented by suguru2056 at 2007-05-25 13:57
いつも、素晴らしいコメントをありがとうございます。
写真の持つ大きな役割の一つに、”情報が一杯詰まっている写真”があります。これは、歴史的な価値を認められる事柄と写真の関係ですが、こちらは、三脚を据えて時を選んで撮影する世界です。その系譜を追ってゆくことに、大きな関心はあります。
もう一つは、”決定された瞬間”についてです。それは、何の気なしに撮ったものと、意識した事柄との違いについて、意識された事柄の検証と構築について模索することです。このことは、私にとっての大きな驚きであり、そして、これからの写真の方向を決める一つのファクターだからです。たとえばvitomaticさんから頂いたコメントの中に、”凝縮された”というキーワードがありました。これは、”決定された瞬間”の特筆すべきファクターであると考えます。本当に、素晴らしいアドバイスに感謝しております。
by suguru2056 | 2007-05-22 21:33 | 自然景観 | Comments(2)